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2015年4月
先週ようやくリリースしたアプリ『ココチップ』、早速たくさんの課題が出てきました。

ある程度想定はしてましたが実際にリリースすると、ユーザーや協力してくれる人からのフィードバックもあり、今まで見えなかった問題点や発見がじゃんじゃん湧き出てくるような感じで、とても追いつけないほどやることがいっぱいです。

だけど今までとは違う課題の質に、なんだかとても楽しく、ワクワクしながら取り組んでいます。


実際に出てくる課題を切り分けてみるとこんな感じ。

・サービスの内容に関する問題     → (声)よく分からない。。、など
・操作性に関する問題    → (声)うまく利用できない、など
・障害による問題   → (声)バグじゃね?、など
・デザインに関する問題  → (声)見づらい、など
・コンセプトに関する問題  → 違う切り口の方が伝わるのでは?、など
・ビジネスモデルに関する問題   → 顧客に伝える価値は?、など
・ユーザー獲得に関する問題   → 意外と難しい、など
・サービスの内容に関する要望   → (声)この機能が欲しい
・操作性に関する要望   → (声)ここにリンクが欲しい、など


あぁ、、
きみのーゆくーみちはー ...♪


・・・そんな気持ちにもなりますが、

それでも沢山のフィードバックから得られる課題は本当に宝物で、ひとつづつ解決していくと目に見えてサービスが改善されていく実感と、次のアイデアに結びつく大きなヒントになって返ってきます。

早く直したくてしょうがない、早く作りたくてしょうがない、そんな気持ちで毎日仕事に取り組んでいます。

リリースする前は、なんというか、見えない課題と戦っている自由の中の苦しさのようなものがあり、想像の中でつくりあげた課題を課題だと信じて取り組んでいく、という修行のような課題だったのが、リリースした後は、なんというか、パックマンのように一つずつバクバク食べていけるような課題で、食べれば点が増える、そんな感じの課題です。

ただそれが食いきれない量と、後からモンスターが課題というエサを落としながら追いかけてくる緊張感の中でやらなければならないところは大変です。


しかし、今までの課題と質が変わると、何だか飢えていたのか課題をつぶしていく快感が楽しくてしょうがありません。

今日もまた、たくさんのフィードバックをもらいました。
本当にありがとうございます。
どんどん改善していくので、引き続きよろしくお願いします。

また、ユーザーの皆さん、今ひとつの状態でお待たせして申し訳ありません。
より楽しく便利なサービスになって行くと思うので、楽しみにしていてください。


また近況報告します。


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April 6, 2015

夢への200歩

ブログを書き始めてからもう10年になります。

2004年のブログを書き始めてからずっと続き、残っているのが、「夢への一歩」というカテゴリーです。
今日は、このカテゴリーへの投稿が200回目となるので、夢への200歩として書いてみたいと思います。


この「夢への一歩」というカテゴリーは、まだブログを始めたばかりで、私が個人事業としてホームページ制作を事業としていたころに、もっと可能性に挑戦したい、更なる次のステージに進みたいという思いから、夢に向かって一歩ずつ進んでいけばきっと叶う、そう信じて自分を奮い立たせる意味でも始めたテーマでした。

そして、このテーマでブログを続けていて何より良かったのは、人からの反応云々ではなく、自分自身に気付きと夢を与えてくれたことでした。

「今日一日これをやったぞ。」、「このアイデアは1千万円の価値があるな」、「よし、次はこれに挑戦して行こう」、そんな日々の感じたことを綴りながら、この一歩一歩できっと夢に近づいていける、そう信じて仕事を続けて来れたことが、このブログの何よりの価値でした。

実際に振り返ってみると、このお陰で大分夢を達成できたように思います。
ブログで仲間とめぐり合えたこと、支援をしてくれる人ができたこと、多くの人に利用してもらえるサービスがつくれたこと、普通とても会えないような人と仕事ができた事、仲間と共に一つの目標に向かって邁進できたこと、などなど、

一人で犬小屋作りから始まり、個人でホームページを作っているだけの自分にとっては、こんな状況は想像するのも難しいほど夢のような話だったのに、気付けば多くのことを経験させてもらえていました。

「夢への一歩」

この言葉が、どこか自分を支えてくれていたのだな、と思います。


そして今日このブログを書いて200歩目です。
途中、書けずに間を空けてしまうこともありましたが、200歩は歩いたんだと思います。

実際の200歩は、前に進むばかりの200歩ではなく、気付いてみれば振り出しに戻ってくるための200歩だったように感じることもありますが、それでも200歩歩いたことに変わりはないのなら、次の201歩目も勇気を持って進んで行きたいと思います。

ちょうど200歩。

次の「夢」というものを、もう一度改めて持ち直す良い機会です。

今度の夢は、「今挑戦しているものを具現化した後に得られるもの」、として、また一歩ずつ踏み出し、夢への一歩となるよう努力していきたいと思います。


今日もまた一歩!
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長いこと掛けて開発してきたアプリが、ようやく完成し、今週の月曜日にiPhone、Android共リリースしました。

完成といっても、これからユーザーに合わせてつくり、事業として進めていくので、完成というより開始といった感じで、ようやくスタート地点に立てたというところです。

今回リリースしたアプリは、場所の思い出を共有する、「ココチップ」というサービスです。

イメージとしては、よく旅館とかにおいてある、宿泊者が書き残していくノートみたいに、地球上のあらゆる場所で生まれた思い出を書き残していくことができるようなアプリです。

ぜひ、みなさま、アプリをインストールしてお試しください。

ココチップ http://kokotip.com/app/



リリースついでに、なぜこのアプリをつくったか、その背景を少し綴っておきます。

なぜこのアプリを開発したかというと、色々な経緯はあるのですが、事業として取り組む決意をしたのは以下のような背景がありました。


・・・
今まで、地球上では沢山の思い出が生まれているのに、残されているのは歴史上の人物が残した足跡くらい。

今、自分がいるこの場所にだって、10年前、100年前、1000年前には何かがあり、思い出と呼べるものがあったわけです。
だったら今、空気中に消えていってしまう思い出を、インターネットを使って残していくことができれば、10年後、100年後、1000年後に、その場所の歴史を覗くことができるようになるわけです。

そして今、この場所で暮らしている私たちにとって、それは有益な情報になり得るもので、地域のくらしに役立てる可能性が多大にあるはずです。

そんな時代に貢献するためにもこのアプリを開発し、新規事業として取り組むことに意義を感じたのが、決意した理由の一つです。


また、うちの会社では、もう一つPINGOO!という、ブログなどで書いた記事を、別のメディアに届けるというネットの郵便局のようなサービスを運営しています。

こちらは「思いを届ける」をコンセプトにしたサービスで、
「伝えたい思いを伝えたい人に、垣根を越えてリアルタイムに届ける」ことをミッションにしているのですが、力不足でまだまだ成したいことの1割もできておらず、多くのユーザーを待たせてしまっている状況です。

これは正直、やりたいことがやれないジレンマに襲われている状況で、このPINGOO!の開発を更に強化し、また、次の社会的ニーズに対応していくには、発信先を創出していかなければならないという課題がありました。

そこで、PINGOO!でリアルタイムに情報を届け、ココチップで地域の情報環境をつくる。
この軸ができたとき、きっと、インターネットの可能性は更に広がり、そこに存在意義を見出せたからでした。

・・・

と、このような背景から新規事業を取り組むことを決意したのですが、正直、より危険な方へ突っ込んでいっている感も否めません。
何しろないものだらけですし、見えないことだらけです。

構想が大きい分、そこへたどり着いていくには途方もない努力と、何とも答えのない世界を泳ぎ続けなければならない道をまた選んでしまったということです。

現在わけあってメンバーは私と渡部の2人しかいません。
ここからスタートを切り、目的地を見上げると、うんざりする道のりに恐怖心さえ覚えます。

一歩ずつではたどり着けないのに一歩ずつしか歩めない。
だけど一歩ずつ歩めばきっと道は切り開かれていく。


ようやく開発が一区切りついてリリースまでこぎつけることができました。
しかしここからが本当のスタート。

まだ利用者は70名ほど。

道は険しそうです。
ここからどう構築していくか、ユーザーの声を聞き、受け入れられるサービスにしていくことが今の大きな課題。


応援よろしくお願いします。

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