ココス作戦会議
昨日、あるベンチャー企業の役員とココスで作戦会議をした。
県内ではめずらしいベンチャー企業で、事業展開のスタイルも近いせいか、共通する課題もあり、よく相談させてもらっている。
そしていつも会合場所はなぜかココス。
久しぶりにココスで作戦会議を行った。
まずは、近況報告から話し出し、抱えている課題について話し合う。
その課題解決のために立場も発想も違う両者が遠慮なく相手のことを客観的に指摘する。
こういった会議の中で見出されるものは沢山あるのだが、その中でも意外な点を指摘され、気づかせてくれた。
「うちの会社の強みって何にあると思う?」
との質問に
いくつか答えてくれた後に、
「永井さんのところの会社はどんな社会的価値を提供できるの?」
「思いがつながる環境を提供できる、好ましくない情報を抑制できる、会員さんと一緒に社会に貢献できる仕組みを作れる。」
いつも通り、Pingoo!を作った理由と、これから目指している理想を語った。
すると、
「それが強みじゃないの?」
「・・・?」
正直、何でそれが強みなのか分からなかった。
その後、
「世の中にはそれが語れなくて求心力を失ってしまう会社が沢山あると思うよ。」
「少なくてもそれを一緒に目指そうという人がいるのは強みだと思うよ。」
なるほど、そういうものか。。。
今までは当たり前のように感じ、それに向かって事業を進めてきたけど、それが強みだということには気がつかなかった。
何か新しい強みが見つかって嬉しくもあったが、反面、それを語れずに事業を進める会社になってしまったらと思うとゾッとしてしまう。
苦しくもあるが、幸せな状況にあるということを忘れず、感謝しなければと思う。
同時に、自分の仕事とは、使命とは何かということが少し見えた。
非常に重く、心が潰されそうな気分になるのはなぜだろうか。
知らず知らずに自分の描いた道を歩いているような気がする。
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そんなわけで、ちょっと面白いお題、
「ひとり、パニックになる場面」←キーワードです。
に投稿してみようと思います。
ひとりパニックになる場面か・・・
最近、あんまりパニックにならないなぁ。
!ふと思い出した出来事を。
高校のときに、友達と泊まりでスキーに行く計画を立てて、チケットを購入し、いざ当日。
夜行バスの出発地点である東京まで電車に乗っているとき、
「永井ー、今日、ほんとに20時集合でいいんだよなぁ。」
「間違いねーよ、ほら。」
そこに書いてある時間は”22時”と記載されていた。
あれっ!!
予想外の表示に一瞬パニックになり、20時と22時はどっちが早い時間だか分からなくなり、思わず、
「やっべー!!!!!」
その直後、
「別に早く着くんだからいいんじゃねぇの。」
その言葉を聞いた後も、なんだか一人、心臓がドキドキしていました。
東京に到着後、お金の無い僕たちはどこに行くこともできず、
「ヒマだー!」
のブーイングの嵐でした。
ぜひ、皆さんのパニックネタも聞かせてください。
鶏かナスか。
この間、こんなことを教わった。
「兎は卵を産まないし、鶏はいつまでたっても穴を掘らない。」
「トマトの苗にナスがならない。」
これだけ聞くと何のことだか分からないと思うけど、この話を聞いたとき、衝撃が走った。
まさに直球ど真ん中のご指導をいただいた。
いつも要のときに救ってくれるお世話になっている先生なのだが、その先生は一つの小屋の中に鶏と兎を一緒に飼っており、鶏は日中に活動し、兎は夜間に活動し、喧嘩もすることなく同じえさを食べて暮らしているそうだ。
「しかし、いつになっても兎は卵を産まない。鶏は穴を掘らない。」
「卵を産むのはいつも鶏で、穴を掘るのはいつも兎だ。」
はじめ、何を言っているのか分からなかった。
「成功している人はみんな、自分が何かを知っているよ。」
「兎は自分が兎だと知っているから、立派な穴を掘ることができる。」
「もし、兎が鶏を見て、自分も空を飛ぼうと努力していたら、穴すらも掘られることはない。」
「自分が何かを知り、ひたすら得意なもので努力しつづけたから成功したんだよ。」
ここまで聞いたとき、何か心の奥で引っかかるものを感じた。
その後、その先生に自分が何かを知るために、自分の好きなこと、得意なこと、幼少のころの思いでまで話を聞いてもらった。
どんどん、自分の本性が見えてくるようだった。
その後事務所に帰ってからも、心に蓋がされないように意識しながら、紙に書き出しまくった。
本当に目から鱗だった。
自分の中で、どうしてもブレてしまう原因が分からず、必死に何か支えになるものを作ろうとしていたが、間違っていた。
自分の中に既に備わっているものに気がつかなかった。
なぜ、起業し、この事業を選び、現在に至っているのかが分かった。
重要と考えていたものが重要でなかったり、本当に大切にしたいものから目をそらしていたことに気づいた。
まだ自分を見つけ切れてないのか、それに向かうことに抵抗を感じているせいか、心の中に違和感がある。
いままで固執してきたものを取り払うのは容易ではなさそうだ。
全てはそこからだ。
先生に相談していなかったら、いつまで経っても穴を掘らずに、空を飛ぼうとしていただろう。
本当に、この先生とは妙な縁を感じる。
いつも転機に立たされたときに導いてくれるようだ。
本当に自分は運がいいと思う。
その後、あんまりにもいい話だったので、いろんな人に言いまくってみたのだが、話し方が下手なのか、みんなピンと来ない様子で聞き流されてしまった。
これを読んで、もし何か感じてくれる人がいたら嬉しく思います。