昨日、あるベンチャー企業の役員とココスで作戦会議をした。
県内ではめずらしいベンチャー企業で、事業展開のスタイルも近いせいか、共通する課題もあり、よく相談させてもらっている。
そしていつも会合場所はなぜかココス。
久しぶりにココスで作戦会議を行った。
まずは、近況報告から話し出し、抱えている課題について話し合う。
その課題解決のために立場も発想も違う両者が遠慮なく相手のことを客観的に指摘する。
こういった会議の中で見出されるものは沢山あるのだが、その中でも意外な点を指摘され、気づかせてくれた。
「うちの会社の強みって何にあると思う?」
との質問に
いくつか答えてくれた後に、
「永井さんのところの会社はどんな社会的価値を提供できるの?」
「思いがつながる環境を提供できる、好ましくない情報を抑制できる、会員さんと一緒に社会に貢献できる仕組みを作れる。」
いつも通り、Pingoo!を作った理由と、これから目指している理想を語った。
すると、
「それが強みじゃないの?」
「・・・?」
正直、何でそれが強みなのか分からなかった。
その後、
「世の中にはそれが語れなくて求心力を失ってしまう会社が沢山あると思うよ。」
「少なくてもそれを一緒に目指そうという人がいるのは強みだと思うよ。」
なるほど、そういうものか。。。
今までは当たり前のように感じ、それに向かって事業を進めてきたけど、それが強みだということには気がつかなかった。
何か新しい強みが見つかって嬉しくもあったが、反面、それを語れずに事業を進める会社になってしまったらと思うとゾッとしてしまう。
苦しくもあるが、幸せな状況にあるということを忘れず、感謝しなければと思う。
同時に、自分の仕事とは、使命とは何かということが少し見えた。
非常に重く、心が潰されそうな気分になるのはなぜだろうか。
知らず知らずに自分の描いた道を歩いているような気がする。
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