結果オーライの世界なので、失敗とも言い切れませんが、今回のテーマは、「自信」と「過信」について、リスクを振り返りながら書いてみたいと思います。
今思うと、本当に危ない橋を渡っていたと思います。
幸いいろんな人に助けられ、一命だけはとりとめ、現在もチャレンジするチャンスをいただいています。
そのような危機的な状況に陥ったのは、様々な要因があったと思いますが、中でも一番影響したのが、この「過信」ではなかったかと思います。
過去を振り返り反省する前に言い添えておきますと、この「過信」があったからこそ乗り越えられたことも多々あり、表裏一体であるということも前提で聞いていただければと思います。
何か新しいことを始めようとしたときには一つの勇気が必要で、何かを捨てる覚悟も必要です。
そうやって、よし!これでいこう!と決めたものは、そこに集中して進んでいくので推進力を生んでいきます。
すると、それに興味を持つ人や評価してくれる人が現れ始めます。
また、その行動をとっているうちに、絵に描いていたものが少しずつ形になり始めます。
そこに自信を持ち、さらなる努力を続けると、自分の考えはどんどん整理されていき、本当にこれでいける!と思い、その頃にはより明確なビジョンと自負が生まれてきます。
そしてそこに身をささげる覚悟は更に決まります。
こっちが身を捧げてしまっているのですから、もう怖いものはありません。
是が非でも成功させることだけを考えます。
本気でやれば、やれないことはない、と考えます。
このときのパワーは、正直すごいです。
このパワーが普段では考えもしない、ありえない道を切り開いてしまう力にもなります。
これは時と場合によっては必要な力なのかもしれません。
しかし、大きなリスクにもなっていたことを今では強く感じているし、反省することも多々あります。
冒頭で書いたとおり、結果オーライの世界なので、何であろうがそのまま突っ走ってゴールまでたどり着ければOK、たどり着けなければお金も信頼も失い、大きな反動となって返ってくる世界です。
なので、何とも言い難いのですが、もう少し賢くやる方法もあったのではないかと思っています。
それは、自信と事業のコントロールです。
自信は何かをやる上で必要だし、成果が見えることで自信となり、また次の行動へとつながっていきます。
自信を失ったときが一番辛いし、一番怖いことでもあります。
逆に、自信が度を越え過信となったときは、自分を奮い立たせる頼もしい力となりますが、現実からは離れ、周りを巻き込みながらとても危険な状態に突入していくことになります。
これは、自分ではなかなか気付けないのでとても厄介な状態です。
それでは、どこまでが自信で、どこからが過信だったのか。
今思うと、ベンチャーキャピタルからの出資話が持ち上がり始めたあの辺かな?と思っていますが、それまでは事業への自信に満ちていたはずのものが、自分への自信が入り混じり、実態以上のものが手に入っていくという錯覚がおき始めていたのだと思います。
また、過信によって生まれた失敗は必ずその反動が形になって返ってきます。
自分にだけ返ってくるのならいいのですが、家族や社員、株主などのステークホルダーへ返ってきます。
「信頼」という関係で成り立たせてきたものが、信頼を失うと同時に多大な損害も与えてしまいます。
これは本当に耐え難い気持ちです。
自ら命を落としてしまう人の気持ちが分かります。
このような状況にならないために、人からの信頼を利用してしまうような「過信」の状態に陥らず、「自信」の中で事業を進めようとする心構えが必要だったと思います。
そしてこの自信を一つ一つ確かなものにしながら確信へとつなげ、次の自信を持ちながら力強く事業を進めて行きたいものだと思っています。
他人にも自分にも踊らされることなく、自信をもって挑戦を続けられる力が必要なのだと思います。
今思うと、本当に危ない橋を渡っていたと思います。
幸いいろんな人に助けられ、一命だけはとりとめ、現在もチャレンジするチャンスをいただいています。
そのような危機的な状況に陥ったのは、様々な要因があったと思いますが、中でも一番影響したのが、この「過信」ではなかったかと思います。
過去を振り返り反省する前に言い添えておきますと、この「過信」があったからこそ乗り越えられたことも多々あり、表裏一体であるということも前提で聞いていただければと思います。
何か新しいことを始めようとしたときには一つの勇気が必要で、何かを捨てる覚悟も必要です。
そうやって、よし!これでいこう!と決めたものは、そこに集中して進んでいくので推進力を生んでいきます。
すると、それに興味を持つ人や評価してくれる人が現れ始めます。
また、その行動をとっているうちに、絵に描いていたものが少しずつ形になり始めます。
そこに自信を持ち、さらなる努力を続けると、自分の考えはどんどん整理されていき、本当にこれでいける!と思い、その頃にはより明確なビジョンと自負が生まれてきます。
そしてそこに身をささげる覚悟は更に決まります。
こっちが身を捧げてしまっているのですから、もう怖いものはありません。
是が非でも成功させることだけを考えます。
本気でやれば、やれないことはない、と考えます。
このときのパワーは、正直すごいです。
このパワーが普段では考えもしない、ありえない道を切り開いてしまう力にもなります。
これは時と場合によっては必要な力なのかもしれません。
しかし、大きなリスクにもなっていたことを今では強く感じているし、反省することも多々あります。
冒頭で書いたとおり、結果オーライの世界なので、何であろうがそのまま突っ走ってゴールまでたどり着ければOK、たどり着けなければお金も信頼も失い、大きな反動となって返ってくる世界です。
なので、何とも言い難いのですが、もう少し賢くやる方法もあったのではないかと思っています。
それは、自信と事業のコントロールです。
自信は何かをやる上で必要だし、成果が見えることで自信となり、また次の行動へとつながっていきます。
自信を失ったときが一番辛いし、一番怖いことでもあります。
逆に、自信が度を越え過信となったときは、自分を奮い立たせる頼もしい力となりますが、現実からは離れ、周りを巻き込みながらとても危険な状態に突入していくことになります。
これは、自分ではなかなか気付けないのでとても厄介な状態です。
それでは、どこまでが自信で、どこからが過信だったのか。
今思うと、ベンチャーキャピタルからの出資話が持ち上がり始めたあの辺かな?と思っていますが、それまでは事業への自信に満ちていたはずのものが、自分への自信が入り混じり、実態以上のものが手に入っていくという錯覚がおき始めていたのだと思います。
また、過信によって生まれた失敗は必ずその反動が形になって返ってきます。
自分にだけ返ってくるのならいいのですが、家族や社員、株主などのステークホルダーへ返ってきます。
「信頼」という関係で成り立たせてきたものが、信頼を失うと同時に多大な損害も与えてしまいます。
これは本当に耐え難い気持ちです。
自ら命を落としてしまう人の気持ちが分かります。
このような状況にならないために、人からの信頼を利用してしまうような「過信」の状態に陥らず、「自信」の中で事業を進めようとする心構えが必要だったと思います。
そしてこの自信を一つ一つ確かなものにしながら確信へとつなげ、次の自信を持ちながら力強く事業を進めて行きたいものだと思っています。
他人にも自分にも踊らされることなく、自信をもって挑戦を続けられる力が必要なのだと思います。
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