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最近は気付きと反省の連続です。

サービスリリース後、沢山のことに気付かされ、沢山の反省と課題が降って沸いてきています。

その量に圧倒されすぎて途方にくれてしまいそうな気分で、実際途方にくれていることもしばしば。

開発していたときもやるべきことが多く、一つ一つ根性で進めていく状態で、「この開発が終われば開放される!」、と内心思いながら淡い期待を抱いていたのですが、実際リリースした後は、さらなる課題が立ちはだかり、もうへこたれそうです。

しかし、へこたれてはいかん!
と気を取り直し、この課題に取り組んでいく一歩を今日も進めています。


サービスはやはりリリースしてみるものです。
沢山の気付かされること、沢山の課題、そして沢山のチャンスを得ることができます。

これは、開発していた頃とは全く逆の内容の情報が入ってきます。

開発中の頃は自分のイマジネーションを発揮することに視点が集中していたので、直感を大事にしてそれを実現させる手段や方法というものに対しての情報が入ってきましたが、リリース後はお客様の声や使用感、サービスに対する欲求や要望がダイレクトに伝わってきます。

すると今まで作ってきたものとのギャップに圧倒され、ここはこういう風に作らなきゃいけなかった、これよりもこっちの方が重要だった、ここにこういう機能がないと困る。 などなど、サービスについてだけを見ても山ほど課題が見えてきます。

このギャップを埋めてこそ、初めて商品になるのだな。

そう思ったら、ようやくスタート地点に立てたような気がしました。
そして、それを一生懸命お客様の声を聞きながら、また、自分も一お客様として利用し、また、直接お客様に利用を勧めながら、一人一人喜んでくれる人を増やしていって始めて商品ができる、沢山の人に喜んでもらえる可能性がある、ということを感じました。

開発によって作った構想と、利用者が喜ぶ顔が重なったとき、本当の意味で目指した商品が出来上がるんだと思いました。

今はそこにまだまだたどり着いていないものの、たどり着ける道が少し見えてきました。

その道のりは険しそうですが、道が見えているというのは、大分気持ちが楽で、エネルギーも注ぎやすくなってきました。
その道を照らしてくれるのはユーザーでした。

マーケット・インするマーケティング、
「そういうことか」、と改めて理解できたように思います。


開発からマーケティングへ一歩駒を進めました。
開発もマーケティングから派生した開発に変わります。

まだまだ先は長いですが、ようやく製品から商品に向けた一歩を歩み始めました。
そしてその商品化の先に、多くの人の感動を思い描きながら商品作りを進めて行きたいと思います。





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