name
なんだか変なこだわりに囚われてるんじゃないだろうか?

そんな自問自答を繰り返しながら不器用に事業を進め、今となっては、あぁ、やっぱりこれで良かったのか。と確信する機会が増えてきたように思う今日この頃です。

FREEという概念が昨年あたりから一つの潮流として注目され、今では納得する人も多くなっているけどその前は周りの評価は低く、そんなんじゃだめだ、とよく言われ、説明するのも大変なので縮こまっていたのをよく覚えている。
普通に考えれば当然のことなのにな、最良の選択肢なのにな、そう思いながら粛々と続けていたら今ではそれが正しいと評価されていたりする。変な話しだ。

また似たような現象が起きつつあるのを感じています。

それはグローバル化とシェア、そして持たないこと。

日本のITサービスはほとんどが日本向けに作られているのが実情です。
なぜかというと売上のために事業を作るから。
企業の広告をターゲットとしてそのために一生懸命作ろうとするから。
結果、内向きとなり、海外から取り残されていても気付かず国内という限られたパイの中で一歩先に進もうと熾烈な競争を始めるという構図になっています。
そしてそれに勝利する方法を常識として作り上げ、一般化しようとするのが日本のビジネスのパターンのように思います。


しかしそれを押し付けられる側は..
あぁ、うんざりする。。

しかしそれも疑問符がつき始めたようです。


これからは世界の中で生き残ることが日本の中で生き残ることにつながっていくことに気付く人も増えてきたようです。
これからはグローバルでいくか、完全に地域に密着したローカルでいくか、どちらかしか生き残りは難しいように思います。

前者で行くならば収益モデルだけではなく、そこにイノベーションを起こす何かが含まれている必要が出てきます。

海外ならば収益モデルは後にして、積極果敢にイノベーションに挑戦していける風土があるかもしれませんが、日本では収益モデルとの両輪が必要です。

出資を受けるという選択肢も無くはないですが、先ほど言ったような旧来の考え方の人たちを説得させるだけのものを準備するのは至難の業だと思いますし、プレゼン資料作るぐらいならモックでも作ってベータ版としてリリースしてしまった方がよっぽど費用対効果が高いと思います。

話がちょっとそれてしまいましたが、そんなグローバルな時代、悪いことばかりではありません。

そんな時代の成功を握るのが「シェア」だと思っています。

例えば、日本では組織をつくり、強固にし、リソースも売上も自社で抱え込むことが王道だとされていますが、情報も人も価値も流動する時代、それだけが選択肢では無いように思います。
市場が拡大し経済が成長する時代ならぜんぜんありの方法だと思いますが、そんなことにこだわっていたらこれからの時代、組織の中はスカスカになってしまいます。
(新しい市場を創れる会社は別ですが。)

世界中のリソース=自社のリソース

と考えて活用するノウハウ、組織にチャンスがあるように思います。

ということで「シェア」という考えは私にとって非常に重要なキーワードとなっています。

ということは何も持つ必要が無いということです。

それをどこまで大胆にできるんだろうか。
それが今の私のテーマであり、自分自身とても興味津々でワクワクしていることです。

状況はまたブログで書ければと思っています。





comment