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100年に一度の何とかだったり、深刻な環境問題だったり、
確かな現実なんだと思う。

最近、図書館で「シャープを創った男」という本を借りてきて読んでいるところだけど、戦前の日本、関東大震災、第2次世界大戦、その後の復興、これを一代で経験してきた人からすれば、現代は何とも甘い時代なんではないかと思う。

その前には、「信長と秀吉と家康」というちょうど都合よく一冊になった文庫本を読んだ。
その時代を生きていた武将は親兄弟でも目的達成のために殺しあう。

その研ぎ澄まされた時代の中で時代をつくる人たちがいて今の時代が来ている。

もちろん、全ての人がそのような壮絶な経験をしているわけではないけど、間違いなくそういう人たちが時代をつくってきた。

一方で、平穏といわれる江戸時代や、バブルといわれる好景気の時代、そういう時代も存在している。

さて現代はどうなのか?これからどうなるのか?

そう考えると、時代とはただ単に出来上がっていくものではなくて、創られていくものだということを実感するし、ましてはこの経済危機と様々なものが陳腐化されていく環境変化。全ての人がそこに関与できる時代に今まさに立っているということを知る。

ブラウン管越しに他人事のように見ていた時代が、実は自分の周りのことだということに気付き始める時代だと思う。

気付いている人は、きっと時代を創っていく人なんだと思う。
気付かない人は、きっと幸せでいられる人なんだと思う。

この世に生まれたからには、将来のために時代を創っていく人間でありたいと思った。



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