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category: 学んだこと
January 19, 2010

年の功

今日、宇都宮商工会議所の方が助成制度について説明に来てくれました。

しかし、その説明は15分程度。

後は1時間以上、その方の経験談や様々なアドバイス。

商工会議所の人というと事務的な印象を持っているのですが、その人はそうではなく、私の質問の意図を感じ親身にたくさんの話をしてくれました。
年は60を過ぎ、信念を持って生きてこられたんだなという印象を受けます。

聞いてみると過去は企業に努めており、様々な経験をされていた方でした。

私がちょっとした悩みを口にすると、察したかのようにあくまで自分の考えだけどと言いながら的確なアドバイスをくれます。

「インターネットに集中し過ぎていると合理的なことばかり答えとして出てきてしまう。」

というと、しばらく間をおいて

「1人で飲みに行くといいよ。」

とても優しく、助言してくれました。


自分ではたくさんのことを考えているつもりでも、年を重ねている人からすれば話さずとも伝わっているのだと思いました。


昨日はベンチャーズクラブの交流サロンに参加しました。

講師である運営委員の方から、自分のフレームワークをたくさん持つんだ。ということを伝えてくれました。
昨日帰ってからその話の内容を反復し、今日の朝もう一度先生の仰っていたことを感じた時、はっと気付くものがありました。
また、先生は気付いてもらうことに一生懸命だったことに気づき、その有り難さと、自分が何も分かっていない未熟さを知りました。

年を重ねていることで培ってきた貴重な財産を与えられながら、それに気づかずただ浪費してしまっていた自分を改めなければと思いました。

どこか驕っていたような気がします。

新たな反省と気付きを得た一日でした。


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