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category: 反省
November 13, 2009

目標に近づかないことで思う失敗。

なんとなくイメージには近づいているけど、目標を達成しているわけでもない。。。

ここに成長を妨げる原因があるな、と良く感じます。

なんとなくのイメージ、なんとなくの目標。

問題は、なんとなく、というのを正すのではなく、
なぜ、なんとなくと思っているのだろう、ということに気づくことだと思います。

絶対日本一になる!と決めて日本一を目指すのと、いつか日本一になるぞ、と思って行動するのは大きな違いが生まれます。

私自身、日本一になる!と決めて行動していたときは、日本一にならないものはやらない!と決めて行動していたので、模索しようとする視点、選択肢はかなりピンポイントな部分に絞って行動しました。
今は運よくサービスを立ち上げることができ、事業を続けていますが、もしこれが、「いつか日本一になるぞ」と思っている段階だったら、少しは近づいていくと思いますが、なかなか辿りつけないで常に、いつか。という発想から抜け出ることはできず、一年たっても二年たっても何も変わっていないような徒労感を感じてしまいます。

なぜかというと、自分自身がそうだったのですが、思っているだけのレベルだと、知らず知らずのうちに目標とは違う行動をしてしまいます。
たとえば、たまたま良い仕事が入ると、今月も何とかなりそうだ、という安堵感とその仕事に集中していくので、経験やノウハウは蓄積されていくかもしれませんが、日本一になる、というところの延長線上にない行動を容易にとってしまうことがあります。
そして年がたっていきます。

自分自身この罠にはまらないよう自分を奮い立たせて取り組んできたつもりでしたが、実はこの罠にはまらないようとしている間に、違う罠にはまっていたことに気づきました。

「思いが強すぎる罠」と「古い目標の罠」です。

「思いが強すぎる罠」は、夢を大きく持つのは間違っていないのですが、あまりに思いばかりが強すぎるために、行動するシナリオが描けなくなってしまうという罠です。
「思う」レベルなので責任を取る覚悟に欠けます。それではいけないと思い、一旦覚悟して決めたとしても行動するシナリオが描けないために、「思う」レベルに戻ってしまいます。
夢に日付をつけろと言われる所以は、こういう状況を防ぐ有効な方法だと思います。
(途中で疑ってしまうような夢ではないことを前提で)

もうひとつが「古い目標の罠」です。
これは、過去に自分が思い描いてきた目標が、実は掲げた目標とは別のところに隠れていた心理的な目標があり、それはすでに達成されていて、満たされている状態になっていることです。

そうすると、掲げていた目標が腑に落ちなくなり、むしろどこか満たされているため、現状から変わりたくないという自分が足を引っ張ります。

本人は掲げているつもりなので気づきません。

個人事業で活動していた時に、人生を見つめなおすきっかけがあったのですが、何をやったらいいか分からず、とにかく日本一になれるサービスを創るんだ、と必死でした。
2年ぐらいあがきました。
その間、妥協しなかったので心身的にも経済的にも苦しかったのを覚えています。

そして今の自分ができたことを、過去の自分はどこか満足してしまっているのだと思います。
古い目標を引きずってしまっているのだと思います。

今はそのころと状況が違います。
大きなチャンスを与えられ、価値を提供していける立場になってきました。
もう一度大きな目標を掲げ、質の高い行動ができるよう、バシリと定めなければなりません。

古い目標を捨て、真に心躍る目標と、真直ぐに行動に移せるシナリオを描き、具体的な行動で前進していきたいと思います。

行動なくして成果なし!




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