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category: 夢への一歩
November 10, 2009

集中し時です。

昨日の障害、現在おかれている弊社の立場、思い描き続けてきたこと、時代の変化、たくさんのビジネスチャンス、今までの失敗、、、
それぞれの輪がふわふわと宙に浮きながら、擦り寄ったり重なったり、うかつに飛びつけば誤った判断となり、じっくり見定めて取捨選択し、ちょうど重なったところをガッとつかんで走り出す、そんな集中力が試される時期に差し掛かっているように感じます。

ずっと今まで思い描き、イメージしていたものがどんどん自分に近づいてくるのを感じると、さらにその中から不可能と感じながらも描いていた理想のイメージが見えてきます。

それが次の目標なのかもしれません。

それを達成するためには?

今度はそのプロセスをイメージしながら目標に向かっていくことで一回り大きくなれそうな気がします。

ここで、目標についてですが、持論を通そうと割り切りました。

目標とは一般的に数値化できるものであり、企業の場合は売上げや利益が目標とされます。
それを目標として企業経営をすれば、社会に価値をもたらし、国も豊かになるという考え方です。

しかし、私は逆なのではないかと思って仕方ありません。

一般的に言われていることが正しいとされてきたので、ずっと混乱していましたが、やっぱり自分の場合は納得することに無理があるようです。
もちろん、それに準じた方が合理的であり、上手に経営できるという気はします。
それに納得できる性格なら良かったのにな、と思うこともあります。

私が思う目標とは、どれだけの価値を提供したかという目標です。
片田舎の小さなエリアなのか、日本全国なのか、世界なのか、
どれだけの人を喜ばせたのか、救ったのか、幸せにしたのか、
エリアや内容に限らず、企業が提供できた価値の大きさが評価につながって欲しいと考えてしまいます。
売上げの大きい会社や利益の高い会社が評価を得る、という感覚にはどうも馴染めません。

きっと、そういった世代に生まれ、起業した時の使命感が思想を形作っているのだと思います。

なので、目標とはどれだけの価値を提供したか、そしてそれを提供するためにどれだけの利益を生まなければならないか。
そういう考え方の方が、非常にシンプルであるように感じてしまいます。
残念ながら数値化することは難しいのですが、そういう物差しに時代は変わってきているように思います。

戦後、物のない時代は売上と価値が一致したかもしれませんが、今の時代必ずしも一致しないように思います。それを無理やり合わせようとするからマネーゲーム的なものや欲求に流されやすい環境になるなど歪が生まれているように感じます。

それぞれの人が価値に主眼を置き、そのために対価を得て発展させることで評価される時代にしたいものです。

自分自身、目標とはそういう時代を前提にした定義にしようと割り切りました。
そうすると非常にしっくりきます。目標が明確になります。達成意欲が湧きます。

この、自分流の目標をさらに高く持ち、目標達成のための計画を立てる。
非常に難しくもありますが、ちょうどそこをしっかりと持って取り組める時期に差し掛かったように思います。

集中し時です。

決意と信念を持って取り組めるよう、真剣に判断し、意思を固めたいと思います。




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