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category: 学んだこと
October 27, 2009

失敗を認める。

現在は経過でもあるし、結果でもある。

様々なことに挑戦し、試行錯誤を繰り返し、期待する結果が得られずに、さらに夢中になる。
あるいは予想外の結果に翻弄され、さらに夢中になる。
この連続の中に失敗が潜んでいたことに気がつかないでることそのものが失敗なのかもしれない。

目標と計画、そして検証がなければ、その失敗に気づくことはできない。

一方で、始めてみなければ分からず、はじまらずに次の手を探しておくのは時間の無駄となることが多いのも確かで、時間の浪費はコストとなって跳ね返ってくる。

では、想定できて無難なものに集中すればよいのか。
事業としては継続できそうだが、新しい価値を創出するエネルギーは生まれにくい。

選択肢はいろいろある。

問題はそこではない。

現状を結果として、失敗だとすると何が失敗なのか、あるいは失敗だったのか
そう認めることで、今までの経験を活かしてこなかったことが問題だ。

失敗と認めることで本当に重要なことが見えてくるような気がする。
犯した罪の大きさを感じることができ、強くなれる気がする。
自分の行動を変えられるような気がする。
恥やプライドを捨て、やり直せるような気がする。

そういったことを真正面でとらえ、行動に移せる人間が強い人間で、会社を経営する人間には欠かせない資質であり、それがクリアできなければ先に進めない。

次に進むためのちょうどよいタイミングのように感じる。

諦めないことが重要だといわれるが、諦めないこととは失敗を認めないことだと認識してしまうと非常に危険だ。むしろ正反対の意味になる。

失敗を認め、次の行動を変える。
これが大切なことなのだろう。

目標があり、戦略があり、計画があり、行動があり、成果がある。そして評価がある。

今日参加したセミナーで恩師より改めて聞かされた言葉の中に原理原則を感じた。
大前提を履き違えていたことに失敗の原因はあった。

たくさんの失敗経験をした。
今日からこれを活かしていきたい。

肝に銘じたい。

これからこの挑戦ができることが有り難く、気持が高まっている。



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