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category: 出来事
August 26, 2009

永遠の親友

先日、大の親友が亡くなった。
ブログに書こうか迷ったが、自分の人生において最もつらいことなので書くことにした。

認めたくない自分と戦っているのか、まだ夢を見ているような気分だ。
ただ、ふと込み上げてくる時がある。

思い始めると止まらなくなりそうで、訳が分からなくなりそうだ。

亡くなる前日にメールが届いていた。

「今は家族が帰省中なので後日返事します。」

大学時代の親友で毎年一回集まり、1泊の旅行を続けているそのやり取りのメールの返事だった。

今ではみんな家族を持ち、子供たちも一緒に家族ぐるみで楽しんでいた。
ずっと続くものだと思っていた。

友達と呼べる人はたくさんいるけれど、親友と呼べるやつは一生に何人できるのだろうか。
疑いようのない親友だった。

やっぱり辛い。
思いだしてしまう。

貧乏生活しながらやっとの思いで一緒に自転車を買ったこと、買った自転車で九州まで旅したこと、喧嘩したこと、つまらないギャグ、その先もずっと、、、
数え切れないほどの最高の思い出がある。

しかし、それは今も生きている。 俺は本当に幸せだと思う。
最高の友達と最高の経験や思い出を残し、最高の人生を生きることができた。
今の自分があるのも、あいつのおかげだ。

通夜で集まった親友たちと夜を明かし、俺たちにできることって何かを考えた。
何もできることがないと思った。

しかし、残された子供たちに、君たちのパパは最高の人間だったよ、
ということだけは伝えていきたいと思った。

心に強く刻まれ、残っている以上、俺たちにとってもあいつは変わることなく永遠に生き続ける親友だ。

ただ、今までのお礼だけはしたい。
本当に、本当にありがとう。

これからも、ずっと一緒だぞ。


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