category: 学んだこと
July 16, 2009

ここで何を学ぶか

辛いとき、逃げ出したくなる時、動けなくなってしまうとき、自分に自信がなくなるとき、
そんなとき自分とどう向き合い、何を学ぶか。

この向き合い方と学び方で人は変わるんだと思う。

この前テレビ番組で、ある有名な科学者が癌に侵された残りの人生をどう過ごしたかを放送していた。
なんと、その科学者は自分の癌の侵攻状況や体の変化を克明に記録し、分析していた。
その中で、恐怖というものにも向き合い、それさえも解き明かそうとしていた。

普通なら、一番目を背けたくなるようなところだが、それに目を向け、さらにそれを真っ向から受け止めるだけでなく、自分の感情にも向き合いながら分析という行動を起こしている。
まるで、もっと自分の現実を深く知らなければならないと言っているように、その方向は厳しく自分に向けられている。

こういう人だからこそ、偉業を成し遂げられたのだと納得した。

その科学者はすでに他界してしまったが、テレビを通して強力なメッセージを残してくれた。

感謝の気持ちで涙が出そうだ。


それに比べて自分は本当に弱い。
大きな夢を抱くなら、苦境に立たされた一つ一つがチャンスであるはずだ。
それを活かせなければ大した成長は望めない。

ここで何を学ぶか。
小さな逆境でも、大きな逆境でも、それをキャッチして投げ返し、繰り返すことで成長出来る。


学び続けるためにも、失敗を恐れず、失敗を受け止め、挑戦を続けていこうと思います。