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category: 夢への一歩
March 7, 2009

未曾有?

昨日、浜口先生の出版記念パーティーに出席したのだが、
エイチアイエスの澤田会長や、日本ベンチャー教会の初代会長、参議院議員さん、などなど、普段、なかなか会うことのできない人たちからの生の声で、いくつかのメッセージをいただいた。

その中で、やはり話題になるのが現在の景気に関するもので、相当の危機感があるということがひしひしと伝わってきた。

普段はテレビでその状況を知り、また、現に周りでもその影響を感じる。
しかし、トップクラスの経営者から生の声で話を聞くと、なるほど本当に大きな時代の変化に差し掛かってきたのだなと改めて気が引き締まった。

その中でも、これから突風が吹くのだ、という話の中には「これから?」という言葉に未来の不透明さの重さを感じた。すでに突風が吹き荒れているという人も多いはずだ。
「これから」、という言葉の中に私が知らない裏付けをたくさん知っているのだろうということが分かった。

また、未曾有という言葉もたくさん耳にした。

しかし、この言葉だけはあまりピンとこなかった。
予想できることの方が少ないと感じている私にとっては、更なる未曾有がどんなものなのかを予想するのは難しかった。

ただ一つ、何が起こるか分からないと恐れるよりも、これが正しい、と信念を持って言えれば、何を起こしてもいい時代に突入し始めたのではないかということだ。

私なりに正しいと考えるもの、これからの世の中に必要だと思うもの、それを全うすることが、この時代に生まれ、ビジネス環境に恵まれた私自身における使命なのではないかと思う。

腹の底から湧き出るこの使命感をしっかりと持ち、日本を、世界を良くしていける機能をこの世の中に創り上げていきたいと思う。

不況だからこそ得られる真剣さ、これが何よりの宝物だと思う。
きっとこのように考える経営者がたくさん現れてくるだろう。
そこから次の時代が生まれてくるのだということが直感的にわかる。
この直感が間違っていなければ、未曾有でも何でもない。
全ての常識を0ベースに考え、本当のものだけを追求していけばいいと思う。

孤立感を味わうかもしれないが、答えはみんな持っていないんだから、孤立しているわけではない。
未来を切り開いているんだ、とそう思って進んでいきたい。

頑張ります!

パーティーでは桂由美さんや、ドクター中松さんと少しだけお話しすることができました。
ちょっといい記念になりました。



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