企業は営利を目的として税金を払うことが社会貢献だという経営者やコンサルタントは多い。
何か履き違えてないか?
大して税金を払っていない私が言うのもなんだが、その税金は何のために払っているのか、そこが重要だと思う。
税金はより豊かな国を作るのに必要な財源だ。
しかし、その支払元となる企業が豊かな国づくりに貢献しない形で売上として搾取していたら、その税金は適切でないものを修正するために使われてしまう。
逆に税金を納めなくてもボランティアで活動している団体は社会的な貢献度は高い。
これからの企業の評価とは少なくとも、企業の存在意義としての貢献度と、税金を納めた額としての貢献度の総和で評価するべきではないだろうか。他にも評価できる指標があるかもしれない。
税金でさえ、今後どのように使われるかわからない。
より安定した社会を作るためにも、そのバランスを取るために企業としての直接的な社会貢献度を高める必要があると思う。
売上や利益にこだわりすぎた結果、世の中に受け入れられなくなっていることに気づき、方針を変更しようとしても遅い。
それは、今まで目指していたものを否定することになるし、経営者自身の心の持ち方もそう簡単に変えられるものではない。
だったら、今そう感じているうちに実行した方がいい。
幸い、うちは小さな会社だ。
思ったことをすぐに実行に移せる強みがある。
今日、ある決断をした。
会社の意義(目的)としての経営方針と、事業内容をぴったりと一致させていき、単純で明快で意義のある組織を目指す。
今までの企業経営と逆行する部分もあるけれど、自分の信じた道を進みたい。
ピュアな事業、ピュアな組織を目指す!
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