name
category: 学んだこと
October 24, 2008

目標よりも今。

最近、会社として、サービスとして確立されてない場合は、目標を立てることなんか無意味なんじゃないかと思うことが多い。

まず、
何が売れるかわかんない。
どれぐらい売れるかわかんない。
どんな売り方をすればいいのかわかんない。

会社の立ち上げ時や新規事業の立ち上げ、新市場の開拓、これらは特にこんなことが付きまとう。
その中で無理に目標を立て、それに合わせて行動計画を立てるのが本当に必要なことなのだろうか?

売上目標を立てないと検証もできないというが、そんな目標に対して検証する必要があるのだろうか?
返って目標を達成できなかったことに自信をなくし、次の行動が臆病になっていく。

だったら、最初から目標なんか立てない方がいいと思う。

ちなみに目標は数値化されるというが、どうしても売上そのものを数値にして、それを軸に数値を組み立てることになる。相手に説明するためにも見てくれはいい。
サービスや売り方など大筋流れが一回できれば、これは間違いなく有効だとは思うが、起業したての会社やベンチャー企業は先が見えにくいし、イメージしにくい。
全くイメージできないこともある。

だったら、目標がイメージできないうちは、『これは価値がある』、と思うことを信じ、そのために今できることを精一杯やっていくことだけじゃないだろうか。そのための行動計画を作り、実行していくだけでいいんじゃないかと思う。

売上を基準に事業を組み立てるか、価値を基準に事業を組み立てるか。
同じことをしているようで、将来大きな差を生むんじゃないかと思う。特にこれからの社会においては。

新しい市場を作り出そうと思うならば、価値を基準に事業を組み立てたい。
私はその方が面白い。


なんか売り上げだけを追っている経営書が多く、面白くない社会の潮流を作っているようで、さみしくなる。


うちの会社は最高に面白い会社にしよう!



comment