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category: 夢への一歩
March 6, 2008

心を開く

またまた、久々のブログです。


仕事に没頭するあまりにブログに記事を書くことをすっかり忘れてしまいました。

書き出すとたくさん書きたくなってしまうのですが、きりがないので最近事業を経営して行くうえで最も壁に差し掛かっていることを一つ書きます。


自分一人では限界がある

多分、当たり前の様にみんな分かっていることだと思うのですが、これが今、私の中で最も葛藤している課題の一つです。

今まで(今も?)無我夢中で仕事に取り組んできましたが、少し事業も形になってくると、ふと自分ひとり頑張っても、仕事量は当然、能力にも限界があり、会社の目的を果たすという使命から矛盾が生じていることに気づくようになりました。

例えて言うなら、こんな建物を建てたい、と自分で設計図を書いておきながら、自分が大工として汗水たらし、よっこらしょと背筋を伸ばしてみると全然出来上がっていない状態が見渡せたような気持ちです。
幸い、現在はすばらしいスタッフに恵まれているので、一緒に汗水たらし楽しくやっていますが、自分の書いてしまった設計図は有能な業者や意思を共有できる優れたスタッフがもっといなければ完成しないものであることに気付き、もちろん、自分が大工でも責任をもって完成させることができません。

その中で、ひとつ感じたことは
「心を開く」
この言葉だとちょっとニュアンスが違うような気がしますが、相手に対して心を開くという意味だけでもなく、自分自身で心を閉ざし、限界を作っているような障壁を払い、開放し、恐れない気持ちを手に入れることです。
一歩間違うと「心を許す」になってしまい、これは自分の軸を維持することを放棄することにつながってしまいかねない、そんな心のコントロールが必要です。

今日、私の尊敬する経営者の一人からたくさんの価値ある言葉をもらいました。
「それができるとパーっと広がり、気持ちが一気に楽になる。」
「不安は実行することで解消できる。」
という私にとって、まさに求めていた言葉でした。

ためらわず、信じ、気高い心を持ちたいと心から思いました。



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