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category: 夢への一歩
October 8, 2007

足で登る。

ここのところ、迷いはなく、やるべきことがはっきりと見えてきているので仕事が本当に楽しい。

そんな中で最近心がけているもの、というより、今までの反省の中から学び、忘れてはならないと感じているものがある。


「足で登る」


事業の成長を山登りで例えると、山道を歩いて登るのを「足で登る」とし、ロッククライミングを「手で登る」とすると、今まで手で登ってきたと思う。

はじめは勢いよく手を使って力ずくで這い上がり、どこに手をかけてよいかも分からずにまた次の岩を這い上がっていった。
ところが、だんだんその体力と、手をかける場所が見つからなくなると、どうしようもなくブラブラとぶら下がった状態になってしまう。
そうしている間に体力はどんどん奪われ、手で登るのは難しく、パッと手を放してしまう。
すると、足で立っていた時の場所に戻ることになる。下手するとさらに下まで落ちていく。


つまり、登り切らなかった岩は体力を無駄に消費しただけであり、全く前進していないのだ。


運よく今のうちの会社は降りた岩の横に山道を見つけることができた。
これからは、手だけではなく、足で山道を登っていくことにしよう。



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