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category: 夢への一歩
April 28, 2007

決断と改善

やってみてから考える、というのは非常に有効だと思うのだが、やった後に「これで行こう」、と決めたものに対して改善することの方がもっと有効で重要なことだと感じる。



例えば、置いておいたはずの書類が見つからない、あの案件は誰に頼んだのか忘れてしまっている(頼んだかどうかも覚えていない)、サーバーが重過ぎてアクセスしづらくなっているままなかなか改善されていない、日々の業務に追われてやり残しが発生する、利用者から同じような要望が複数届く。などなど。


これら全ては仕組みを作っていくことへの改善努力を怠った結果でしかない。
こんなところへ新しくトライ&エラーだといって新しいことを始めてしまうと、今まで行ってきたせっかくのトライ&エラーもエラーだけが残る結果となってしまう。


得てして社員はこのことに気づいていることがほとんどの様で、最も認識していなければいけない自分が気づいていないことが多い。
これも、無駄なトライ&エラーを繰り返した結果、自分で現状把握ができない状態にしてしまっている結果だと思った。


ゴールデンウィークに入り少し肩の力が抜けたのか、時間がつくれたせいか、当たり前のことに気づいた。
焦ってもろくなことがない、というのはなるほどと頷ける。
急成長するベンチャー企業の落とし穴とは、多くの人が言うように恐らくこのスパイラルから脱せないことから起こる可能性が高いのではないかと実感した。



今後のためにいい経験をしたと言える様、今の反省を再認識し焦っている時の感覚も忘れないようにしておこう。



結局、何を言われても自分で気づかなければ何も変わらないが、気づくきっかけをくれた社員や、周りのベンチャー仲間には感謝です。



一方で次のことを考え続けなければならないのも事実ですが。。。





ハー。


また、「決断」も非常に重要だ。
最近、ジュース一本選ぶのに迷っていることがあり、???なんだ?この決断力は!と情けないやら腹が立つやら空しい気分になった。


なんで、こんなことに迷っているんだろう。
仕事においても、最近そういうことが今まで以上に頻繁にあったりする。

また、決断しなければいけない機会も増え、大きさも大小さまざまでありながらその都度躓いている。
判断の物差しが見えなくなっていたり、完璧を望み過ぎていたり、判断を誤ったときの恐怖心が判断力を阻害しているように感じる。



やっぱりこれも焦りから生じているのかもしれない。


この会社の目的は何なのか、その為の目標となるマイルストーンは何なのか、それを忘れないようにして軸をしっかりと持ちたい。




「決断と改善」




これが今日出た自分への答えだ。
一つ一つ形にしていこう。



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