先日、ソフトブレーンサービス工藤社長が出版した「変えるのは営業だ」という本を読んだ。
その中には「営業プロセスを管理」するというものがある。
要するに、個人の能力や精神論などではなく、売れる仕組みをプロセスに基づいて組み立てるというもので、全くといってよいほどプロセスのない自分の会社が本当に貧弱に感じ、このままでは経営者失格だなと感じさせてくれた価値ある一冊だった。
また、その中には、適材適所ではなく、「適所」「適材」でなければならないとも書いてあり、この言葉にも感動させられるものがある。
先ほど提案資料の催促があった。
お客様が求めているにもかかわらず、対応できない状況が続いていたりしている。
まったく恥ずかしい話だ。
原因は、「プロセス」がないこと。
その場その場で対応していても、システム化されていない限りまた同じ状況を繰り返す。
これを解決するのが「プロセス」という一連の流れの一つ一つをシステムに従属させることだ。
そのために...
1.納品までのプロセスを細分化してまずは書き出してみる。
2.それぞれのプロセスは具体的にどんな行動をするのかを書き出してみる。
3.具体的になっているそれぞれのプロセスに誰(どんな人)が担当するのかを書き込んでみる。
今までは、「夢」、「目標」からのいわばトップダウン的な事業計画だったが、このボトムアップ的な視点からの事業計画が欠けていたことにようやく気づいたような気がする。
プロセスということが存在していることも知らなかった。
自分のレベルの低さを痛感しつつ、また一つ自分がパワーアップできそうで嬉しい。
こんにちわ
世には「所詮“プロセス”は過程であって、“結果”がすべてでしょう?」とおっしゃる方もいらっしゃいます。
両方バランスしていてこそだと思うので、小職の場合はどちらかに傾倒しすぎないようにだけ注意しています。
悩んだ時には『プロジェクト思考』で、プロジェクト管理の「三要素」の優先順位を見直して軌道修正を図ります。
・スコープ:目的やゴール
・リソース:ヒト・モノ・カネの制約
・スケジュール:達成時期、そこまでのマイルストーン
公共事業では下記のような順位になりがちで、「アポロ計画」は物凄く金のかかったプロジェクトとして有名になりました。
1.スコープ:人類が月面に立つ
2.スケジュール:1969年までに?
3.リソース:NASA・ペンタゴン、総動員
アドバイスありがとうございます。
プロジェクト管理の「三要素」の優先順位の見直し取り入れてみます。
まずはゴール(スコープ)をぶらさないことから意識してみます。